着物との出会い

来日したキモノフリークの友人の影響で、着物の世界にハマった私。
近所の和服・和小物のお店に通ったり、着付けを学ぶため料亭で仲居になったり。21世紀の和の文化への回帰現象を観察します。
 

2015年07月06日

【熊野古道】紀伊田辺、滝尻から高原へ

以前、東京在住時に門前仲町のマルアイさんに連れていって着物フリークぶりを露呈してくれたシンガポールの友人、Cindyから熊野古道を歩きたいといってお誘いが来たので、ちょっと山道を歩いてきました。

5泊6日の旅で、山歩きは実質初日を入れて最初の5日。荷物シャトルサービスを使わず全部背負って歩いたのでちょっとハードでした。

彼女が予約した宿があるのが、熊野トラベルのモデルコース、熊野古道中辺路(滝尻王子〜那智)踏破5泊6日コース、プラス那智山からバスと電車を使って最終日の新宮、熊野速玉大社(くまのはやたまたいしゃ)です。荷物シャトルサービスを追加すると高いので、5泊分の荷物を担いで歩くことになりました。

熊野古道というと、古代から多くの人が歩いてきた山道で、プロモーション動画にあるような、こういう情景を思い浮かべながら進むものだと思っていましたが…

たとえ荷物を全部人に背負ってもらっていても、ほとんどのコースはこんなおしとやかな格好では歩けないと思いますwがく〜(落胆した顔)。(…ということで、和服の話題が増やせると思っていたのに、またまた旅行記になってしまいそう…。)

初日は午後に熊野の古道の西端のスタート地点である滝尻まで電車とバスで行くので、3.7km程度、2〜3時間の短いコースとなりますが、それでも熊野本宮まででは一番険しい登りが続く山道です。

私はJR神戸線新快速と新大阪発の特急くろしおで、Cindyは朝到着した関空から在来乗り継ぎで、同じ頃にJR紀伊田辺駅に到着しました。(※神戸以西から大阪へは通常チケットショップで乗車券を買ったほうが得ですが、新大阪乗り換えの場合はJR窓口で買ってもほとんど同じです。)

ここ十数年で見かけなくなったような、自動改札のない駅。懐かしい風景。古道を西からまわる人たちのほとんどがここから滝尻へバスで向かうと思うので、もっと賑やかかと思っていました。駅のカフェで軽いランチをとって滝尻へバスで移動。

滝尻のバス停で下車すると、川の向こうに「熊野古道館」が見えます。

ちょっと立ち寄って中を見学したかったのですが、小雨が降る中、早く高原へ到達したかったので、トイレを借りてすぐ出発。(立ち寄らない場合は、橋を渡らず、そのままバス道を横切って、滝尻王子の裏から中辺路の山道を登り始めます。)


歩き始めると、もう到着地点まであと何キロということで頭が一杯だし、ひとりずつしか歩けない狭い道がほとんどなので、黙々とストックを突きながら歩きます。途中の針葉樹林の美しさや小川のせせらぎなど、感動する景色に出くわしていても、ほとんど写真を撮るという余裕がありませんでした。2度め以降だと違うのだと思いますが。

滝尻から高原を通って近露(ちかつゆ)へ行くルートはこちらをご参照ください。高低差の入った古道のマップへのリンクもあります。
世界遺産 熊野古道 ウォークレポート
滝尻王子〜高原熊野神社 編


そして約2時間半後、山道が開けたような場所に入り、高原を歩いていました。


高原熊野神社は自然に出くわすし、そのまま少し歩くと休憩所を兼ねた案内所が出てきますが、宿が見当たりません。休憩所で尋ねると、前を歩いている人に着いて行けば、同じ場所へ行くはずだからと言われて着いて行きました(が、この旅人、台湾人女性の一人旅だったのですが、宿への近道を探しているところで、結局歩きまわって10分以上迷って元の休憩所に戻る羽目に(泣))。そんなことしなければ、そのまままっすぐ歩けばすぐ宿への案内板が出てきてたのでした。

高原熊野神社からさらにちょっと坂を登るのですが、一泊めに宿泊したのはこちら。
熊野古道の宿 霧の郷たかはら


この写真はまだ始めのほうなのですが、お料理も地元の美味しい食材がふんだんに使われていて、いつのまにか満腹でした。


ダイニングでは、愛想のいいオーナーさんと複数のテーブルの客が、一つになったように会話していて、和やかな雰囲気でした。

この日だけではなく、熊野古道では宿舎も含め出会う旅行者のほとんどが外国人で、その多くがショートパンツという軽装。レインコートではなく傘を指して歩いてたりしました。熊野古道ぐらいだとそういう感覚みたいです。

霧の郷というのは本当にそのとおりで、標高320メートルの天空の館に泊まっているというのを実感しました。どちらかというと、翌朝早起きするためにさっさと寝るのではなく、ここでゆっくりするためにまた訪れたいと思います。
posted by maruai at 23:10| Comment(0) | 熊野古道 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
人気ブログランキングへ

SEO対策済みテンプレート - Pro Affiliators Template

×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。