着物との出会い

来日したキモノフリークの友人の影響で、着物の世界にハマった私。
近所の和服・和小物のお店に通ったり、着付けを学ぶため料亭で仲居になったり。21世紀の和の文化への回帰現象を観察します。
 

過去ログページ

2011年11月17日

瀬戸内の島で東照宮の陽明門に遭遇

新尾道橋へ向う。車窓からの風景岡山、広島尾道市を通って、しまなみ街道へ日帰りツアーに行ってきました。

雨の予報がうまく外れて、曇り時々晴れ♪山陽道も、島々を結ぶしまなみ街道も、緑と少し色づき始めた紅葉が美しい。東日本と違って今のところ、土壌汚染のホットスポットはほとんどない…改めて、当り前の自然のありがたさが目に沁みました。

向島、因島を経て、生口島で耕三寺に行ったのですが、驚きました。浄土真宗本願寺派の寺院とはいえ、昭和の時代に大口径特殊鋼管会社の企業家が寄付金一切無しで、壮大な建物群を建立。

まず、山門で涙が出そうに…。まるで日光に戻ったかのような陽明門。
耕三寺の孝養門 日光陽明門の原寸大


日光東照宮の原寸大で建てるという条件で、当時の文部省が設計図を貸し出したということで、本当にそっくり。そして取り囲む紅葉には放射能の心配はほとんどありません。

日光周辺は3月の福島からの放射性降下物がかなり飛散しており、自然が豊かな分だけ除染もしにくい状態なので、少なくとも来日客を連れてのんびり歩く日はもう二度と来ないと思います。

私の着物フィーバーは、マイアミから来日した着物フリークのカルメンとの日光来訪時に始まり、このブログはそれがきっかけで備忘録として開始したのでした。

セシウム137は30年経っても半分にしかならず、60年経っても4分の1にしかならない。しかも放出量は政府発表でさえ広島原爆の168倍。福島第一原発の燃料の総量はリトルボーイの1万倍とも言われます。

そして、テレビが流す政府のプロパガンダとは異なり、福島原発は未だ収束などからはほど遠い。想定された最悪の事態から一時的に逃れただけで、太平洋プレートは今でも日本列島の東半分をぎゅうぎゅうプッシュしている状態。地震が続いています。

事故を起こした原子炉を廃炉にすることに成功した例は歴史上まだありません。原発はエネルギー消費の方が大きく、電力供給への貢献はほとんどないことも既に知れ渡りつつあります。利権と軍事が絡んだ殺人施設によって、毎日世界中で被ばく者を出し続け、ひとたび事故を起こすと、これほどまでに国土を、地球を、汚してしまう。

しまなみは、愛媛の老朽化著しい伊方原発からも、山口で未だに建設を目指そうとする上関原発も近い。そして、西日本もフィリピン海プレートを通して太平洋からの圧力で最近地震が増えています。先日は沖縄で震度4の地震が発生。震源マップを見ると沖縄も例外なく震災以降ずっと揺れています。体に感じなくても。

たとえ稼働中でなくても、燃料が入っていれば爆発は起き、瀬戸内海の海産物も周辺の農産物も口にすることはできなくなります。(福島第一原発は1号機と3号機だけ爆発時の映像が流れましたが、停めていた2号機も、4号機も実際には爆発しており、作業員の方たちは非常に危険な場所で働いています。)

菅内閣の参与であった田坂広志氏(元原発推進派)が、日本記者クラブへの講演で、首都圏3千万人の避難という最悪シナリオが3月末どころか実際には4月まで現実としてあり、今でもそのリスクが完全に去った訳ではないことを公表しました。
田坂広志氏の講演.png


放射線量としては、ホットスポットが散在する首都圏はチェルノブイリでの警戒区域と同程度。(福島県の汚染地域の多くは現在でも立入禁止区域となっている場所並み。子どもや今後子を持つ可能性が高い人たちは一刻も早く避難して欲しい状況です。高濃度すぎる場所では除染などは二次汚染、二次被爆を生むだけ。)

紅葉が美しい季節だというのに、自然が豊富な場所ほど土壌汚染がひどい。そこから水や養分を吸い上げる木々やその葉っぱのそばは出来るだけ避けて通らなければいけない…。

耕三寺は飛鳥時代や平安時代のみならず、様々な日本の様式の建立物が一か所に集められながら、不思議なほど違和感がない場所でした。が、もし1年早く来ていたなら所詮昭和に作られた場所という見方しかできなかったかもしれません。

まるで地球最後の日を愛でているような錯覚を起こすほど、そこにある自然と建物の調和を愛おしく感じました。

人任せでなく、これらは私たちが今後、命がけで守っていかなければいけない宝だと思います。

汚染マップ0911gmap06s.jpg群馬大学、早川由紀夫教授が放射能汚染マップを更新されています。画像クリックすると、別タブで、早川氏の火山ブログが開きます。3月のフォールアウトが甚大だったので、その後の放出での変化はあまり目立ちませんが、放射能は一度も止まってはいません。大気は既に北半球を被いました。海水汚染も深刻です。

チェルノブイリで汚染が最もひどく、今でも8割以上の子どもが心身に欠陥を持って生まれるベラルーシ在住の辰巳 雅子さんが翻訳され、京大原子炉実験所の今中哲二氏が監修された本が9月に出ました↓↓。
自分と子どもを放射能から守るには 日本語版特別編集 今日からできる!キッチンでできる!チェルノブイリからのアドバイス[電子書籍版]
posted by maruai at 06:10| Comment(0) | 旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
人気ブログランキングへ

SEO対策済みテンプレート - Pro Affiliators Template

×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。